さくらんぼなあたしと王子様
相手の事をしるたびに

幼いながら、顔も知らない

手紙の向こうの彼に恋してた。

手紙を渡してくれるのはお父さん

だったから、夜遅くまで起きてて

よく怒られてた…。

だから、急にお父さんからの

「あともう少しで終わりなんだ。」

という言葉をきいて大暴れ

して泣きまくった。

やだやだ、をくり返して。

まだまだ知りたいことや

聞きたいことや

知ってほしいこと、言いたいこと

がたくさんたくさんあった。
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