さくらんぼなあたしと王子様
雛斗、ずっと信じてくれてたの…?

約束を守ってあたしのこと、
待っててくれてたの…?


「………っ!」

雛斗に会いたい。

会いたいよっ…。

「莉愛、そろそろ自分の
殻破ってみれば?」

「………っ。」

「失敗したり、辛くて仕方がなくても
大丈夫よ。私たち家族がいるでしょ。
いつだってアンタの味方よ?
…世羅だっているじゃない?」
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