さくらんぼなあたしと王子様
唇が離れて目をあわせて
雛斗は微笑んだ。
………いや妖しく笑った。
「もう一回好きって言ってみろよ。」
「へっ……?」
「ほら……。」
耳元に近づいて囁く…あたしを
急かしてる。
優しいけどちょっぴり意地悪な
王子様。
ずっと、ずっと、ずっと……
「……だいすき。」
雛斗の宝物の箱の中身があたしからの
手紙だったってことは
あたしはずっと知らない……。
**END**
雛斗は微笑んだ。
………いや妖しく笑った。
「もう一回好きって言ってみろよ。」
「へっ……?」
「ほら……。」
耳元に近づいて囁く…あたしを
急かしてる。
優しいけどちょっぴり意地悪な
王子様。
ずっと、ずっと、ずっと……
「……だいすき。」
雛斗の宝物の箱の中身があたしからの
手紙だったってことは
あたしはずっと知らない……。
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