オオカミ先輩の猫かぶり
「何で、私の名前知ってるんですか?」
先輩みたいな人が、私みたいな目立つタイプではないしかも、後輩の名前を知ってるなんて。
「宇佐美さん、栽培委員でしょ?」
「はい。」
「俺、委員長だもん。」
だもんって…可愛いな、オイ。
「知ってますよ。」
「全員の顔は把握してるし、大体名前も分かるよ。」
「すごいですね。」
「宇佐美さんは、きちんと当番こなしてるし、他の人とよく当番変わってあげたりしてたから偉いなぁって思ってたんだ。」
50人近くいる委員を覚えてたり、周りをよく見てたり。
こういうマメさもまた、先輩の人気の秘訣なんだろうな。
先輩みたいな人が、私みたいな目立つタイプではないしかも、後輩の名前を知ってるなんて。
「宇佐美さん、栽培委員でしょ?」
「はい。」
「俺、委員長だもん。」
だもんって…可愛いな、オイ。
「知ってますよ。」
「全員の顔は把握してるし、大体名前も分かるよ。」
「すごいですね。」
「宇佐美さんは、きちんと当番こなしてるし、他の人とよく当番変わってあげたりしてたから偉いなぁって思ってたんだ。」
50人近くいる委員を覚えてたり、周りをよく見てたり。
こういうマメさもまた、先輩の人気の秘訣なんだろうな。