メガネ君と苺ちゃん(続編)
「サインちょうだい!」

「握手して!」

詰め寄ってきた人に

押しつぶされてしまいそう



「ここは、一旦、

逃げましょう!!」

メガネ君の言葉にうなずいて、

私たちは走った。


「ハア・・ハア・・」

「ここまでくれば、大丈夫でしょう」

「あんな写真一枚で、ここまでなる?!」

「それだけ、苺が魅力的ってこと」


メガネ君は、自分のメガネをはずすと、

私にかけた。

「これ・・度が入ってない?!」

「苺が、かけててっていったから、

着けてたんですけど、今は、苺が

着けてた方が、いいみたいですね」


メガネ君が、微笑んだ。
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