あの日々を忘れない【完】

たまには頑張ることが疲れて
落ち込むことだってある。

でもその悲しみは自分の中だけに
閉まっておいた。

弱音は吐けなかった。
雄大がどこか遠くへ行って
しまう気がしたから。

耐えれば耐えるほどつらいけど
強くなれた気がした。

プラスなのかマイナスなのか
なんてわからない。

ただその場を必死に生きた。

< 30 / 83 >

この作品をシェア

pagetop