君が好き。
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「翡翠<ひすい>――♪
時間だよ――――!!」



暖かい日差しが部屋をさす。



起きて暫く寝転んでいると部屋のドアが開き妹が入ってきた。



「―――美紅<みく>。
ノックしてから入れっつってるだろ?」




俺は美紅にいつものように文句をつけてからベッドから降りる。




「だって!翡翠だってノックしないじゃん…」



美紅は静かにドアを閉めながら言った。



「それとこれは別なんだよ。
つかお前の部屋に何年も入ってねぇし。何年前のことだよ。
俺だってノックぐらいするっつの。」




あっさり冷酷な言葉を嘆いてからロッカーからジャケットとTシャツをだす。



「さっ…さんねんまえ…」



弱々しく言った美紅に笑いそうになりながら…



「あっそ。早く出てけ」



クールに言った。



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