鬼に恋した鬼使い(仮)


そんな姿見たら断れないよぉ…



「そ、そういうわけじゃないけど…」

でもっと言おうとしたら話を遮られた。


「それならばどうか、私をハルカ様のパートナーにしてください」


その鬼は深々と頭を下げてきた。


「こいつもそう言ってるし、パートナー決まりだ。案外相性はいいと思うぞ?」


おじさんはケラケラと笑ってる。
人の気も知らないで…!!


私は断るタイミングを完全に逃していた。


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