鬼に恋した鬼使い(仮)
若菜の言葉にジーンときてウルウルしてくる。
若菜はサバサバしてるけど、本当に優しくてお姉さんみたいな感じ。
若菜の存在に今までどんなに救われたことか…。
いつも助けて貰ってばかり…
頼りっぱなしだ。
「…若菜ありがとう!大好きよ!!」
若菜の言葉に嬉しくて泣きそうになりながら、私は抱き着いた。
「はいはい。私もよ!」
若菜は呆れたような口調だけど、でもとても優しく笑って、私の頭をポンポンしてくれた。
するといきなり後ろから声がした。
「…その話、本当なのかしら?」