鬼に恋した鬼使い(仮)
「そう。威勢だけはいいのね。それじゃあ今日の放課後公園で待ってるわ。あなたの鬼と一緒に来なさい」
「・・・わかった」
そう伝えると踵を返して立ち去ってしまった。
(・・・・・・・・・こ、こわかったぁーーー!!)
思わずいいと言ってしまったけど・・・大丈夫かな・・・
落ちこぼれなのに、アルがいるからって落ちこぼれには変わりないのに。勝てるわけもないってわかってるけど・・・
どうしても悔しくて、
あると離れたくなくて・・・