鬼に恋した鬼使い(仮)
「まぁ見てのお楽しみだ」
着いてこいと言うおじさんの後に、続いて着いていく。
すごいって何がすごいんだろう。
良い意味ならいいんだけど、悪い意味のすごいとかならやだな。
「この部屋にいる、入れ。」
すごいとやらがなんなのか、期待と不安でドキドキ。
緊張しながらおじさんに促されて、その部屋に入った。
そして私は中にいた鬼を見て目を疑った。
その"すごい"とは良い意味でもあり私には悪い意味でもあった。
「…嘘でしょ!」