狼ゴコロは愛のイロ
幸せだった。
体を這う手は暖かくて、優しくて
「玖美の肌、綺麗だな・・・」
「・・・柔らかい・・・」
「玖美、可愛いよ・・・もっと声聞かせて」
恥ずかしい言葉ばかりで、ずっとアワアワしてたけど、話し掛けていてくれて、あたしは心から雅を感じることが出来た。
そして・・・・・・
「玖美、愛してる・・・言葉では言えないくらい」
「ぁ、たし・・・も・・・・・ぁ・・・」
初めて、雅と繋がった。