閑中八策
日本は既に人口が減り始めていて、かつ物やサービスをそんなには消費しない高齢者の割合が年々上がって行く。
いわゆる高齢化である。高齢者は物であれサービスであれ「今までは想像も出来なかった新しい」ものにはなかなか飛びつかない。
高齢世代向けのマーケットは拡大するという事だが、それに頼り切って「前と同じ製品を前と同じやり方で作って前と同じやり方で売る」という事をやっていたら、どんな業種でもじり貧になるのは当たり前だ。
これが政府のいう「需要不足」の正体ではないのか?
だとしたら、過剰な供給者を整理する事でしか問題は解決出来ない。
たとえば総合家電メーカーなら韓国に勝てないテレビの生産ややめて、ロボット技術にシフトするとか、そういう事をやるべきだろう。
だが今の日本の家電メーカーはテレビ生産の継続にこだわって赤字を蓋しているだけのように見える。
「需要不足」という言い方は「せっかく生産してやっているのに、買ってくれないとは困ったもんだ」という、生産者側の傲慢である。
何なら、どうすれば買ってくれるのか?
それを脳みそ振り絞って考えるのが企業などの生産者の本来の仕事だろう?
いかに生産を増やすかが最重要課題だったのは、20世紀の人口増加時代の話だ。
いいかげん生産者目線から消費者目線あるいは「お客様目線」に日本全体で考え方をシフトしないと、この国はほんとに滅ぶぞ。
いわゆる高齢化である。高齢者は物であれサービスであれ「今までは想像も出来なかった新しい」ものにはなかなか飛びつかない。
高齢世代向けのマーケットは拡大するという事だが、それに頼り切って「前と同じ製品を前と同じやり方で作って前と同じやり方で売る」という事をやっていたら、どんな業種でもじり貧になるのは当たり前だ。
これが政府のいう「需要不足」の正体ではないのか?
だとしたら、過剰な供給者を整理する事でしか問題は解決出来ない。
たとえば総合家電メーカーなら韓国に勝てないテレビの生産ややめて、ロボット技術にシフトするとか、そういう事をやるべきだろう。
だが今の日本の家電メーカーはテレビ生産の継続にこだわって赤字を蓋しているだけのように見える。
「需要不足」という言い方は「せっかく生産してやっているのに、買ってくれないとは困ったもんだ」という、生産者側の傲慢である。
何なら、どうすれば買ってくれるのか?
それを脳みそ振り絞って考えるのが企業などの生産者の本来の仕事だろう?
いかに生産を増やすかが最重要課題だったのは、20世紀の人口増加時代の話だ。
いいかげん生産者目線から消費者目線あるいは「お客様目線」に日本全体で考え方をシフトしないと、この国はほんとに滅ぶぞ。