蒼い唄
ー2年E組ー


ここは俺の教室ー


いつもの4人メンバーでバカな騒ぎをしてる


「なぁ~聞いたー?神崎の次のターゲットって奥田らしいぜ」


「ひぇ~神崎怖ろしいな~あいつ何人いるんだよー彼氏?いや彼氏候補かー?」

「神崎とおまえって似てるなー」


俺の横に座ってた涼介がおれの肩に手をおきながら言った


俺は肩にのった手を払いながら答えた


『は?どこが』


「1人にしぼらないとこ~」

3人がギャハハと笑い出した


「マジ言えてる~」

「お前ら淫乱~」


失礼だ…
俺は相手が勝手に体をひらいてくれるからそのままおいしくいただくだけだ…


俺は別に望んではない…


「翔さ~神崎おとしてみたら~」

と突拍子もないことを言いだした夏野


「あっーそれマジ面白そう~」


「じゃあ~神崎がおちるに一万~」


と勝手にみんなが賭けをしてる


神崎かあ…

入学してからいろいろな噂を聞く


ピアニストも夢じゃないとか…


男遊びが激しいとか…


まあ何にせよ面白そうな奴だ


『よし…神崎おとすかー』


「おー久々に翔が本気になった~」



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