蒼い唄
はぁ~
次のコンクールは3ヶ月後かあ~


こんな難しくてテクニックのいる曲…
完成できるかな~


こんなんだったら祐也と遊べないなー


なんて断ろうかなー…








ー次の日ー

2年B組


また勢いよくドアが開いたー


「神崎さん~」


ゲッーー…


ドアを開けたのは祐也じゃなくて東先輩だった…


この先輩しつこくて嫌い…


「神崎さん~この前いいな~って言ってたお店予約いれたんだけど今度一緒に行かない?」


先輩は馴れ馴れしく触ってくる


『先輩…あたしちょっと予定詰まっていて…』


私が申し訳なさそうに断ると


「1時間くらい空けれるだろ~」


その1時間をあけれないんだよー


『先輩…本当にーあたし…』

あたしがそう言うと先輩はムスッとした表情で

「ここで俺にキスしてくれたら許してやるよ」


何だー?

この人のこの態度はーー!!!!


絶対キスなんてしないー


するといきなり顎を掴まれて、唇に柔らかいものがあたった

チュッ


わざと音がでるように


「これで許してやるよー今度はちゃんと空けろよ~」


東先輩はそう言いながら教室を出ていった


その後の教室の中は大惨事です…


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