隣人は高校教師


「凄い優しそうな人だね!
いいなぁ、素敵じゃん!」

「へへ。
大人な考え方してるから、本当尊敬するんだよね。」

そう言って、にっこり笑う陽菜がとっても可愛い。

「舞も先生とどうなの?」

え?と目を丸くさせる私に、陽菜は私の肩を叩いた。

「気になってるんでしょ?
そんだけ構われてたら、好きになるよね。」

「……好きって、どうやったら分かる?
私分からなくて。」

えー?と険しい顔をされて、少し不安になる。

「いつも考えちゃうとか、一緒にいると心地良かったり?
ヤキモチ焼いたり!」

いまいちそれらに当てはまらなくて首を傾げる。

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