隣人は高校教師
「曖昧じゃない。
舞ちゃんは俺の特別だって言ったじゃん。」
「……信じられない。
ごめんなさい。」
立ち上がって部屋を出ようとするあたしの腕を力一杯彼が引く。
「待てって!
なんで信じられない?
俺が遊んでるから?
確かにふらふらしてるから、不安だと思うよ。
だけど絶対舞ちゃん泣かせたくないって思うし…」
「あたしが前の彼女忘れられたか聞いた時、すぐに否定しなかった。
誤魔化そうとした。
そんなの信じられない。」