隣人は高校教師


「舞ちゃん……。
頼むから、信じてもらえるようにするから、今までみたいなのでいい。
避けないで俺を見てて。」


一度不安を覚えると何を言われても信用出来なくなる。
きっとそのうちあたしなんて飽きて、他の女とまた同じ事を繰り返すんだろう。

「あたしが信用するのと佐々木さんがあたしに飽きるのどっちが早いんですかね。」

「飽きないよ」

彼の少し怒った声を後に部屋を出た。


昨日まで他の女と寝てた男をどう信じればいいの?

< 62 / 86 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop