隣人は高校教師
低い声で少し不機嫌そうな顔の彼があたしを見下ろしていた。
「……大学の同級生。」
「…毎日電話する同級生か。」
「何?別に関係ないでしょ?
あなたはただの隣の部屋の人なの。
離してください。」
あたしがそう言った瞬間、思い切り腕を引っ張られて彼の部屋に入れられた。
「いっ…やだ!
離して!」
思い切りベッドに押し倒されて、彼の顔が近くに来た。
「……なに……」
「関係ない?
本気で言ってるわけ?
俺がどれだけ我慢して身を引いてるか分かってるのかよ?
ふざけんなよ。」