閉じこめられた空間で
楽しいっ!
私は、誠と駿太郎がいないことなんて気づかなかった。
電車の中で合流できた。
「ったく・・・お前速すぎ。」
駿太郎は息切れしていた。
「すごいな。ほんとに・・・。」
珍しく誠も疲れていた。
別々の駅で降りて学校へ向かった。
「夏々ーっ!」
友達に会う。
「なんで?どっからきたのよー。いっつもバスじゃない!」
ともだちのさやかは、言った。
「あー・・・ちょっと今親戚の家にいっててさ。」
「そぉなんだあ~!じゃあさ、毎日一緒に登校できるじゃん!しばらくだけど」
「あぁ・・・そうだねー。」
・・・できんのかな。
「ねっねっ!」
・・・あの二人がいるからな・・・。