ヲタク彼女
とりあえず、初めは無難に二人でプリクラを撮った。彼女は慣れた感じで背景を選び、明るさを選び、撮り終わると落書きをして、キレイにプリクラを分けた。
「よく撮るの?」
「うん。だって楽しいもん。みんなで変顔したり、いろいろできて」
彼女は笑って言った。
彼女の表情や言葉は、全部が素直で、そういうところが好きだったりする。
「見て、UFOキャッチャー」
そう言って彼女が指差したのは、プーさんやキティちゃんといった可愛い感じの物ではなく……ナ●トだった。彼女が指差す先には、ナ●トやサ●ケ、カ●シが転がっていた。
「ほ、本当だ……」
彼女は早速200円を入れて、まずナ●トを取り始めた。次第に400円、600円とふえていき、投入金額が1000円に達した時、やっとそれは取れた。
「見て、取れた!」
「よ、良かったね」
彼女があまりにも嬉しそうに言うから、俺にはそう言うしかなかった。
「よく撮るの?」
「うん。だって楽しいもん。みんなで変顔したり、いろいろできて」
彼女は笑って言った。
彼女の表情や言葉は、全部が素直で、そういうところが好きだったりする。
「見て、UFOキャッチャー」
そう言って彼女が指差したのは、プーさんやキティちゃんといった可愛い感じの物ではなく……ナ●トだった。彼女が指差す先には、ナ●トやサ●ケ、カ●シが転がっていた。
「ほ、本当だ……」
彼女は早速200円を入れて、まずナ●トを取り始めた。次第に400円、600円とふえていき、投入金額が1000円に達した時、やっとそれは取れた。
「見て、取れた!」
「よ、良かったね」
彼女があまりにも嬉しそうに言うから、俺にはそう言うしかなかった。