もっと…
紅くなっている顔も…



その照れた顔を隠すように頭を掻く仕草も…



今まで大好きだったもの全てが嫌になった。




「梓…、どう思う?

俺は、教師失格だな……ハハッ」



「好きなんですね。加藤さんの事…」



「あぁ///」




梓の胸がキュンと切なくなった。



大好きな人が、自分じゃない人を想ってドキドキしている…。






― 人の気持ちも知らないでっ… ―
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