冷姫Ⅰ
「それで?どこまで情報が?」
さすがブレーンだ。言いたいことがわかってる。
「話はあとね。とりあえず席ついて」
それからはクラスのみんなの『どういう関係』という視線をあびながらHRを受けた。
「雪ちゃん!誰!?何!?どういう関係!?」
HRが終わったとたんに泪が質問を投げかけてきた。
「なぁ、こいつ誰?」
銀。血管浮き出てるから・・・。
「鈴木 泪。斑の幹部だよね?それと君たち斑だよね?」
碧はもうみんなの情報をつかんでる。ぬかりがないね。うん。
「お前。なぜ知ってる?」
永遠が殺気を出している。私に殴られた日から、自分なりに強くなろうとしてるみたいで、殺気も少し強くなった。
「そりゃあびゃっ「銀。だまりな」
危ない。銀がしゃべっちゃうところだった。