冷姫Ⅰ

「とにかく俺たちは雪の仲間ってことだよね?雪?」



碧はきっとわかってる。私の目的を。




「そうゆうことだから、私たちに近づかないで」




これで少しは静かになると思ったのに




「そうわいかねぇ。お前に勝つまでお前らを監視する。霧。お前は斑の幹部じゃねーのか。なんでそっち側にいる?」




永遠が反論する。




「俺、斑を抜けるから。それと永遠、雪に勝つのは無理だよ。それに俺にだって永遠は勝てない」




霧も反論する。




「斑の総長さん。あんまり調子にのってると潰すよ?」




碧がにっこり笑ってる。キレてるな。




「へぇ。君らはそれだけの力を持ってるってことだね?」




凛も目が笑ってない。




「霧、白、碧、銀。行くよ」



ほっとくのが一番だからね。
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