冷姫Ⅰ

私と白が歓迎したことで、碧と銀は納得したみたいだ。




「俺は碧で通り名は『碧虎』。百季幹部では情報担当。喧嘩は銀と同じくらい。白より強くて勇気さんの従兄弟なら大歓迎だよ」





「俺は銀通り名は『銀虎』。同じく百季幹部。下っ端のもめ事があったときに動くのが俺。女嫌いだけど雪は好き。お前を歓迎するけど雪はやらん」




「銀。私はいつからあんたのものになったのよ?」




「あった時から?」





「死にな」





「ひどい!」





「はいはい。冗談よ。霧、この通り百季は霧を歓迎するわ」




霧がみんなに歓迎されたところで、私はみんなに説明しなきゃいけない。





「これからみんなに協力してもらうために、私がなぜここに来たか、今まで話してなかったことも含めて改めて聞いてほしいの」

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