冷姫Ⅰ

「足つけるだけだよ」




碧が答える。




なんで考えてることがわかるの?




「俺は超能力者だからね」





「雪が心の声を口にだしてただけ」





そういうこと。銀くんナイスね。





二人共走って行ってしまった。





「「「「雪ーーーー!はやくーーーー!」」」」





なんだか普通の高校生みたい・・・って、普通の高校生か。




たまにはこういうのもいいのかもね。






それからみんなで水のかけあいが始まって、霧と銀がびしょ濡れになった。






「まったく・・・。これから狩りなのに」







「「ごめんなさい」」
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