冷姫Ⅰ
後ろでなんか言ってたけど無視。



「不思議な子だねぇ。俺らのこと怖くないのか」



凛が首をかしげると、永遠が凛に向かって



「調べろ」



と命令した。



「りょーかい」



凛はなぜか楽しそうにしている。



「俺雪ちゃんスキー――!」



と、泪がおたけびをあげている。



霧はというと、何かを考えていた。




「寝るからソファ貸して」



「適当に使っとけ」



今日は疲れた。勇気のところで仮眠をとる。



っていうか・・・



「やっぱ帰る」




うん。寝よう。




「や、今日はダメ。お前に仕事」



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