冷姫Ⅰ
ため息をつく。
「じゃぁ、もういってる」
「あぁ、そうしとけ。俺の部屋つかっていいから」
「うん」
私が向かったのは勇気の家。つまり、眞田組だ。
私は生活費を稼ぐため、眞田組に仕事をもらっている。
その内容は、ハッキング。
今日の仕事なら、40分程度で終わる。
そしたら寝て、狩りに行こう。
そして、仕事をが終わって睡眠から目覚めた私は狩りに向かう。
灰色のカラコンをつけて『冷姫』の完成。
すべては鋳薔薇を見つけるために。