隣に魔王さん。


***


「「「っかわいいですわー!!!!」」」

「…………」


お姉様方が声をお揃えになり、私を見つめる。
はぁ、と苦笑いでしか返す術のない私をにやり、とした笑みで見ている魔王さん。




さて、何故こんな状況におちいったのは。
私も、よくわからんのですがとにかく聞いてくれますかね―――






ニナにきょーせーれんこーされて部屋に戻されてからのお話。



< 32 / 127 >

この作品をシェア

pagetop