隣に魔王さん。


「申し訳ありません!!」


がバリ、と頭を下げて涙ぐみながら必死に説明しようとするが、混乱してるからか訳がわからない。


「とりあえず、真っ直ぐ行けば良いんだな?」

「はいっ!」


小さく呟く、言葉にふっと笑みを漏らして。
馬をける。













ーーーなぁ、やっぱりお前は






「どうか、どうか、なつかさまをお助けください!」





みんなにとって、大事な存在なんだよーーー。





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