とある少女の恋愛事情
「綾瀬。時には素直になることも必要だぞ」
「レイは常に素直です」
このバカとのやり取りも一年たった頃にはなれました。
そして悟ります。
こいつの俺様とバカと自意識過剰は死んでも治らないと。
「どんな言葉もお前の愛だと言うことは重々承知している。さぁ!俺の胸に飛び込んでこい!」
あ り え な い !
何故にこの教師はこんなにバカなんだろう。
どんなに毒を吐いても耐えることなく突っ掛かってくる精神は尊敬する。
だが、うざい。
いったことがほとんど当たってる所とかうざい。
あんな変態が見た目も頭もいいなんて神様は何て不公平なんだ。
「なんだ?俺がかっこよすぎて失神してるのか?無理もない…俺は完璧だからな!」
「死ね、カス」
「本当に素直じゃないな。俺のこと好きな癖に」
「な…、バカじゃないですか…」
「フフッ…」
本当に神様は酷すぎる