とある少女の恋愛事情


今日はあのバカはいない。
なんでも、インフルエンザなんだとか


本当にバカ…


しょうがないからお見舞いにでも行ってやろうか
なんて…思ったのが失敗だった


先生基、あのバカの家に向かう途中あろうことか
お見舞いにでもと思って買った花束を持ち花屋を出たときだった

凄い勢いで迫り来るそれは私に向かってきたのだ


ああ、人生の最後があいつに尽くしたことで終わるなんて
不覚…だった…








































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