姫の笑顔は俺のもの
姫の秘密
☆優羽side☆
夜遅く俺は、いつものように屋上に上がっていた
そこにはいつも誰も居ないはずなのだが、思わぬ先客がいた
「おい、なにしてんだ?」
「な、何でもないよ。ただの気分転換」
「嘘つくなよ」
泣いてんじゃねーか
「嘘じゃないし!ほら、こんなに星が綺麗だよ!見たくもなるじゃん」
「どこ見てんだ。雲に覆われて、星どころか月も見えてねえけど?」
「あれ~?さっきまで綺麗だったのに急に曇っちゃったみたいだ。じゃ、アタシは戻るから!おやすみ」
「ちょっと待て!」
出て行こうとする柚姫の手首を掴む
あいつは泣き顔を見せないように、こっちを見ようとしない
「こっち向けよ」
「・・・」
夜遅く俺は、いつものように屋上に上がっていた
そこにはいつも誰も居ないはずなのだが、思わぬ先客がいた
「おい、なにしてんだ?」
「な、何でもないよ。ただの気分転換」
「嘘つくなよ」
泣いてんじゃねーか
「嘘じゃないし!ほら、こんなに星が綺麗だよ!見たくもなるじゃん」
「どこ見てんだ。雲に覆われて、星どころか月も見えてねえけど?」
「あれ~?さっきまで綺麗だったのに急に曇っちゃったみたいだ。じゃ、アタシは戻るから!おやすみ」
「ちょっと待て!」
出て行こうとする柚姫の手首を掴む
あいつは泣き顔を見せないように、こっちを見ようとしない
「こっち向けよ」
「・・・」