姫の笑顔は俺のもの
「ねぇねぇ!柚姫ちゃんって、どこからきたの?」
「思ったんだけどさ、柚姫ちゃんすっごく可愛いよね!」
「それ思った!特に笑顔がやばいよね!」
「それにさぁ、髪の毛ちょーさらさらなんだけど!ねぇ、なんか特別なことしてる?」
休み時間になった途端、一斉に私の周りにたくさんの人が集まってきた
まてまて、アタシそんなに一気に質問に答えられないって
それに、聖徳太子じゃないからさ口々に言われても把握しきれないんだけど!!
でも、こんなにアタシの周りに人が集まるなんて初めてかも。悪意の塊で集まってきたのは沢山いたけどさ。
「わぁ~姫、大人気じゃん!僕もいれて♪」
「きゃー雛乃君!!」
「てか、姫ってまさか柚姫ちゃんのこと!いつからそんなに親しかったの!?」
「姫って柚姫ちゃんにあってるよね~、私も姫って呼んでいい?」
燐が加わってきて悲鳴があがり、『姫』というあだ名に食いついてくる
・・・さすが、大人気だ
「皆、珍しいのは分かるけど姫が困ってるよ?」
「え!真取君も姫って呼んでるの!!」
葵、なんでそこで口を挟んでくるんだ!
余計に皆興奮しているじゃないか・・・
イケメンさん達の力はやばいらしいなこれは
ということは、凉晴君も大人気?
ガンッ――――
一瞬で教室内が静まりかえる
その音は、凉晴君が机を蹴り飛ばした音だった
「・・・っるせえ」
その一言で、十分だった
騒いでいた女子たちが一斉に散らばっていく
「へ~優羽が口はさむなんて珍しいこともあるんだな」
「五月蠅くて寝れねえんだよ・・・」
「本当にか?」
「・・・」
騒ぎ過ぎてたみたい
「あの・・・凉晴君。五月蠅くしてごめんね?」
「・・・別に」
そう返事が返ってきた
葵が珍しそうな顔をしている
・・・そういえば、教室では何にも話さないんだっけ?
なのに返事が返ってきた♪
これってレアだよね!!
なんか嬉しいかも
「優羽も姫とは話すんだ~」
「本当に珍しいよな。普段は、どれだけ五月蠅くても何一つ言わないで寝てるくせに」
二人がそんなことをつぶやいていることをにアタシは気づかなかった
そしてアタシと凉晴君のやり取りを、憎々しげに見ていた視線にも
「思ったんだけどさ、柚姫ちゃんすっごく可愛いよね!」
「それ思った!特に笑顔がやばいよね!」
「それにさぁ、髪の毛ちょーさらさらなんだけど!ねぇ、なんか特別なことしてる?」
休み時間になった途端、一斉に私の周りにたくさんの人が集まってきた
まてまて、アタシそんなに一気に質問に答えられないって
それに、聖徳太子じゃないからさ口々に言われても把握しきれないんだけど!!
でも、こんなにアタシの周りに人が集まるなんて初めてかも。悪意の塊で集まってきたのは沢山いたけどさ。
「わぁ~姫、大人気じゃん!僕もいれて♪」
「きゃー雛乃君!!」
「てか、姫ってまさか柚姫ちゃんのこと!いつからそんなに親しかったの!?」
「姫って柚姫ちゃんにあってるよね~、私も姫って呼んでいい?」
燐が加わってきて悲鳴があがり、『姫』というあだ名に食いついてくる
・・・さすが、大人気だ
「皆、珍しいのは分かるけど姫が困ってるよ?」
「え!真取君も姫って呼んでるの!!」
葵、なんでそこで口を挟んでくるんだ!
余計に皆興奮しているじゃないか・・・
イケメンさん達の力はやばいらしいなこれは
ということは、凉晴君も大人気?
ガンッ――――
一瞬で教室内が静まりかえる
その音は、凉晴君が机を蹴り飛ばした音だった
「・・・っるせえ」
その一言で、十分だった
騒いでいた女子たちが一斉に散らばっていく
「へ~優羽が口はさむなんて珍しいこともあるんだな」
「五月蠅くて寝れねえんだよ・・・」
「本当にか?」
「・・・」
騒ぎ過ぎてたみたい
「あの・・・凉晴君。五月蠅くしてごめんね?」
「・・・別に」
そう返事が返ってきた
葵が珍しそうな顔をしている
・・・そういえば、教室では何にも話さないんだっけ?
なのに返事が返ってきた♪
これってレアだよね!!
なんか嬉しいかも
「優羽も姫とは話すんだ~」
「本当に珍しいよな。普段は、どれだけ五月蠅くても何一つ言わないで寝てるくせに」
二人がそんなことをつぶやいていることをにアタシは気づかなかった
そしてアタシと凉晴君のやり取りを、憎々しげに見ていた視線にも