姫の笑顔は俺のもの
「本当にむかつくよ・・・」

「主謀者はだれか分からないけど・・・きっと燐と葵の親衛隊の人たちだよ。優羽はどうかわかんないけど」

「は?何それ、意味わからないんだけど!?どういう意味」

「この間、アタシさ先輩たちに絡まれて燐と葵になれなれしくしすぎだって言われたんだよ。言葉で倍に返しましたけどね。・・・でその時に、『敵は私達だけじゃない。どんな目にあってもしらないから』って忠告があったんだよね」

「気持ちわるっ!!最悪。マジ無理なんだけど。なにそれ、ってか親衛隊とか本当に嫌!勝手につくらないでほしいんだけど。迷惑。ありえない」

燐・・・伽羅が変わってしまってますよ
それとも、そっちが素の方?

「なんで、いちいちそんなことで文句を言ってくるのか僕には理解不能だよ」

「アタシもわかんないわ。でも・・・燐と葵が好きだから、アタシに取られたと思ったんじゃない?」

「だからと言って、姫をこんな目に合わせる必要なんてないよね?僕たちが好き好んで姫と一緒に居るのに」

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