姫の笑顔は俺のもの
☆柚姫side☆


「・・・チャイムなってるけど戻らねえのか?」

五限目の終了を告げるチャイムが屋上に鳴り響く
その時唐突に優羽が口を開いた

「え?あーうん。もういいや」

「居たくねえのか?」

「うっ・・・そ、そんなことはないけど」

「別に誤魔化さなくてもいい。俺は、戻る気ねえから。ここに居てえならいればいいんじゃねえの」

「ありがとう」

「ますます居にくくなったか?」

「なんで?」

「俺が、怒鳴ったりしたから」

「ううん。そんなの関係ないよ。言ったじゃん、感謝してるって」

それは関係ないんだよ・
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