姫の笑顔は俺のもの
「じゃあなんだよ」

「・・・あの雰囲気嫌いなの。コソコソ小声でこっちを見ながら話したり、むしろ静まり返ったり」

何か文句があれば、直接言いに来ればいい
なのに、こそこそして。ああいう雰囲気が嫌い
昔から苦手だ・・・

「俺も好きじゃねえな。ハッキリしねえ態度とられると本当に腹が立つ」

「そうだよね~僕もそう思うよ」

「え?」

「姫~遊びに来たよ」

いつのまにいたのか、そこには燐がいる
ビックリした・・・

「今ね、本当にむかついたからさ教室内で思いっきり文句言って来たんだ~」

「そ、そんな笑顔で言われても!!なんて言ったの?」

「えっとね~」

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