姫の笑顔は俺のもの

「姫!!葵も来たし早く行こうよ!」

「う、うん。でも、まず優羽を起こさないと」

いつの間にか眠ってしまっていた優羽
寄りかかるものは何処にもない
なのに、座りながら身動き一つせずに寝ている
なんて超人だ

ベンチあるじゃん・・・
そこで寝ればいいのに

「ねー優羽。起きて」

肩を揺さぶって起こそうとする
だけど、目を覚ます気配はない

「うわっ・・・まつ毛長!!なんだこれ、羨ましいな」

思わず見入ってしまう



「変態」
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