年上彼氏
すると、小夜がタイミングを見計らったように話しかけてきた。

「ねぇ、このサークルよくない?紫も飯田先輩と仲よさそうだし
私も徹平さんのこと気になるし。ここ入っちゃう?」

私は本が好きだし、何より蓮さんと仲良くなりたい!
もちろん小夜の誘いを断る理由はなかった。

「うん、入っちゃおう!」

「よし、決定ね!」


そして小夜が上村先輩に話し出す。


「徹平さん!私たちこのサークルに入ってもいいですか?」

「お、まじで?歓迎だよ!嬉しいなー、こんなかわいい子が2人も入ってくれて!
な、蓮?」


「ああ、こんな適当なサークルだけどまあ楽しくやってるから。
これからよろしくね。」


「じゃ、ここに名前書いてー!そしたら入部完了!」


そして私と小夜は
『本 愛好会』に入った。
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