メルラバ
「…ありがとう」
「うん。せやから、もっと自信持ちって。な?ほな、ユージンには会うたってことだけ伝えとくわ。可愛かったとか言うたら、アイツ会いたいって言い出しかねんし」
「うん。あ、じゃあ、その本にサインいれようか?それで、そのユージン君に、」
「あかんよ。なんでやねん。これは俺がもらうの。あ、でもサインはいれてな。ユージンにめっちゃ自慢したんねん」
口元を歪めて悪戯っ子のような顔で笑う秋が可愛いと思う。
「それ、読むの?」
サインをいれてから、はたと思う。
秋に読まれるのは、なんだか恥ずかしい。
「うん。せやから、もっと自信持ちって。な?ほな、ユージンには会うたってことだけ伝えとくわ。可愛かったとか言うたら、アイツ会いたいって言い出しかねんし」
「うん。あ、じゃあ、その本にサインいれようか?それで、そのユージン君に、」
「あかんよ。なんでやねん。これは俺がもらうの。あ、でもサインはいれてな。ユージンにめっちゃ自慢したんねん」
口元を歪めて悪戯っ子のような顔で笑う秋が可愛いと思う。
「それ、読むの?」
サインをいれてから、はたと思う。
秋に読まれるのは、なんだか恥ずかしい。