メルラバ
唯花。

唯一の世界にひとつだけのお花。

そんなこと考えてもみなかった。


「ジンちゃん、ほんとにありがとね。
ジンちゃんは私のこと神様だって言うけど、私にとってもジンちゃんは神様みたい」


『嬉しいです!
でも、アキトさんもアレでけっこう唯ちゃんのこと心配してるんですよ。
唯が泣いてるーって、わたわたしてました。ダメな彼氏ですね』

「か、彼氏って!違うよ」
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