メルラバ
いい匂いがする…。



「―…さん」

「…唯さん」

ハッとして目を開くと、テーブルを挟んだ向こうに楡川さんが座っていた。

「ごめんなさい。私、眠って…」

「いいんですよ。色々と…あったでしょうから。とりあえず、それ食べて下さい」
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