メルラバ
だって普段は滅多にエッセイの仕事なんか引き受けない。

それを珍しく引き受けたのは、秋とのことで色々あって、仕事に専念したほうが気が紛れるかなと思ったからで。

それなのに結局このザマだ。

専念どころか、その依頼の存在すら忘れてるんだからシャレにもならない。

まあ、昨夜はよく眠れたし、時間はまだある。原稿用紙5枚なら明後日までには間に合うだろう。

でも油断は禁物。

今月は小説の締め切りだって待っている。

是が非でも白いお化けなんかにはお目にかかりたくない。
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