2人の誓いは永遠に
もともと走るのが苦手は私は息を切らしながら学校への道を急いだ。
そのとき、曲がり角から誰かが出てくるのがオレンジ色のミラーで確認できたけど
走っている私は急に止まることができず…、
……どーん!!
「い…ッたぁ…」
そこには、私と同じ制服を着た男の子が尻餅をついていた。
「あっ、ご、ごめんなさい!!私の不注意で!」
慌てて謝ると、その男の子は少し不機嫌な顔しながら「別に…」とだけ呟いた。
感じわるっ!と思いながらも「じ、じゃあ、失礼します」とだけ呟いて学校へ向かった。