悪魔の嘘
隠れ悪魔
「急ですが・・・」

「なに?」

「付き合ってください!」

「え・・・やだ」

「えーーなんで?あ!名前は林 桜といいます」

「そうゆう意味じゃなくて。」

「・・・ひどいですよ!」

「はぁ?」

「あんだけ、ドキドキしたんですよ!泣いてる女に近づいて歌うたって!
それで名前が海なんて!」

「ええと」

「学校中に,最低な男って言いふらしてやる!」

「それはまずい!」

「うるさいな!知らない!明日学校に来たら、どうなってても文句いわないでよね!」

「ああ!もうわかったわかった。付き合ってやる!」

「やったぁ!じゃあ今日一緒に帰りましょうね。」

「・・・ぁぁ」

「それじゃあまた!」

「・・・。」

「ちょっと!彼女なんですよ!いたわってくださいよ」

「しょうがねーな」

草加くんが急に顔を近づけてきた

急にさくらの唇に何かがふれた

「!!!な・・・なにするんですか」

「彼女なんだから、これくらいするだろ」

「急すぎますよ!」

「もっとゆっくりがよかった?」

「そうじゃなくて!」

「もしかして、ファーストキスだったのかよww」

「・・・」

「え?まじ?」

「はいはい。そーですよ!ファーストキスですよ!悪いですか?」

「ふーん。ごちそうさま。そんじゃーね」

「ちょっと!」

あんな悪魔なんて知らなかった・・・

「最悪。眼鏡かけてたから真面目で誠実かとおもってた」

でも顔はにやけてた。

~放課後~

「理恵!ごめん」

私は今日の事全部話した

「なにそれーうけるwwでもさ海くんの事忘れられていいんじゃない?」

「そーだね。」

「で、その彼氏はどこにいるの?」

「ずっと隣にいるよ。ほら」

「うっそー。全然悪魔じゃないじゃん。むしろ地味!さくら、ほんとなの?」

「地味で悪かったね・・・」

「あ・・・聞こえた?」

「草加くん。かえろっか?」

「ああ」

「理恵ばいばーい」


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