君の笑顔を

それからの夏休みは
ずっと同じ日々の繰り返しだった。

部活→塾→部活→塾..........

家なんて寝るために帰っているようなもの。
大好きな海にも行かず忙しい日常を過ごした。


勿論ケータイなんてみる暇もなく
沢山のメールが未読のまま溜まり続けていた。





その中の一通が



大切なものだったとも知らずに――――











8月のある日。

偶然休みが重なって
学校の宿題やメールの処理に終われていた時


[何これ?]


見知らぬアドレスからメールが来ていた。



思えばこれが私達の運命を変えたんだね。





→→→

潤です><
勝手にメアド教えてもらいました
ごめん


暇なときでいいから
メールください!





これが君と繋がった瞬間だったんだね
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