校舎裏には秘密がある

「1週間の命かー……、切ねえな。もし俺が1週間の命だったら、遊びまくるよ」

そんな風に1人で語っていたら、もう15分経っていた。


「しっかし優花遅いなあ。もう7時過ぎてるぞ」

何かあったのだろうか。

俺は少し不安になった。

体調不良……な訳がないか。

昨日元気そうだったしな。


「そうだ」

俺は生徒会長に聞きに行くことにした。

幼馴染みだったんなら、何か知っているはずだ。


俺は今日は早めに校舎裏から去った。


「じゃあな蝉」

俺は駆け足でその場を去った。


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