わたしの溺愛王子さま?!




気が付くと俺は

美亜を連れて


教室を飛び出していた


走って


走って

ただひたすら走って

誰もいない校舎裏まで

走った


美亜ははあはあと

息が乱れている

俺はハッとした


その小ささで俺のペースに

ついていくのは

辛かっただろう

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