わたしの溺愛王子さま?!
「私はね
何度も何度も
貴方が謝る事は
何もないと
言ったのに
あの子は
聞かなくて
何も言えなくなっちゃったの
だって本当に
思っているのに
これ以上言ったら
その気持ちが
偽りになりそうだったから
それ以来平気だったけどね
あら、ごめんなさいね
急にこんなこと」
「いえ、大丈夫です」
「あ、これ」
そういって
一つの封筒を
渡され
「これ、美亜に
渡して置いて」
そう言って笑顔で
行ってしまった