オレ様なカレと私の恋の事情
結局、ママについていくことになった。

「翔梧・・ごめんね?」

泣きながら訴えた。

「バカ!彩良が謝ることじゃないだろ?!」


「だって・・・」


「遠距離なんて、どうってことない」


「翔梧」


「会いに行く。メールも電話もある」


「・・・」


涙が止まらなかった。


「オレは、彩良が好きだ」


そう言って、キスしてくれた。
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